ミイル(miil)ブログ

イカもサバも活け作り! 津々浦で一匹丸ごと堪能してきました!

「関サバの活け作りを食べに行こう!」

友人にそう言われたときには耳を疑いました。
え? サバ?

あのサバの生きぐされとも言う足の速い魚の代表みたいなものを活け作りで??

しかもそこはイカの活け作りでも有名らしいです。さすが九州。それは食べてみたい! 行きます!

と、言うことで連れて行ってもらったのは活魚料理 津々浦というお店。福岡市営地下鉄赤坂駅から少し歩いて行ったところにありました。

まずお通しで出てきたのはサメと焼きなすの酢味噌和えです。とても美味しく、この後の活け作りに期待が膨らみます。

そして!
きました!
イカの活け作りです!

正確にはヤリイカの活け作りです。ストレスを感じたり興奮すると赤茶色になるイカなのにこの透明感たるや!

「透き通っているうちに食べてください」と言われました。もちろんぴくぴくと動いていて、目もこころなしかきょろきょろしています。

ためしにつんつん足のところをつついてみたら、ビクッと動くのでこっちもビクッとしました。いや、本当に生きているんですもん!(当たり前)

イカのお味はというと、こりこりしていて甘い味わいでした。食感も味もすごいですね。あと、つけた醤油も専用の物が用意されていました。

透明感あふるるイカの活け作りを楽しんだ後は、そう。サバです。関サバの活け作りです。

こちらも当たり前なんですが、ピクピク動いているのです。これまたサバ用の醤油を出してもらっていただきました。

いやー、こんなに新鮮でこりこりと歯ごたえのあるサバは初めて!

しかも面白いことに、腹側と背中側では味わいが違いました。お腹側の方が脂がのっていましたね。

ゴマをぱらぱらかけたり、薬味を挟んだり、それはそれは堪能いたしました。

九州は焼酎文化であるとは聞いていたのですが、僕が日本酒党なので日本酒をぐいぐい飲んでました。今回飲んだのは一本〆という、繁枡の高橋商店さんが地元の飲食店向けに出しているお酒です。

さてさて。このお店はこれで終わりではありません。

先ほどのイカの活け作りですが、包丁が入っている部分を食べたのですね。ピクピク動いている足の部分とか、頭の帽子みたいな部分とかは食べてないのでした。

でも、それらを残すのはもったいない! ということで、先ほど生きていた部分を塩焼きにして出してくれるのです。これで完全に丸ごと食べることになりました。ああ、美味しい……

さらに、手まり寿司にもしてくれます。

サバの頭とかだって無駄にはしません。

かりっかりに揚げてくれて、頭からばりばり食べられるようにしてくれます。これもまた美味しいんですよ。軽くレモンをかけていただきました。

さらにさらに。骨とかアラだっていただいちゃいますとも!

最後に出てきたのはサバのお味噌汁なのです。もちろん骨やアラがたっぷりと!

そう、これで本当にサバも一匹丸ごと全ていただいたことになるのですね。もうお腹いっぱいです。

というわけで、新鮮なイカ関サバ文字通り骨の髄までいただきました。どちらも一匹丸ごと堪能できて満足度はかなり高かったです。

なんかよくわからないんですが、美味しさと一匹丸ごとの満足感とで、最後の方は「ありがたやありがたや」と拝んだりしていました。それぐらい美味しかったです。

ちなみに九州の醤油が甘いというのは、こういう新鮮なお魚を食べるときに、つるっつるのぷりっぷりだと普通の醤油をはじいちゃうので、ちょっと甘いどろどろした醤油を使わないとうまく醤油がのらないということもあったりします(プチ醤油トリビア)。

それはさておき、まさに福岡でしか食べられないであろうイカの活け作り&関サバの活け作り。九州に行ったときには是非食べてみてください!

【活魚料理 津々浦】

住所:福岡市中央区大名2-6-0
電話番号:092-739-5525
営業時間:11:30〜14:00 17:00〜23:00
定休日:日曜日

割烹 つつうら

(※)これらの写真は全てミイルで撮っています

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投稿者:杉村 啓 ミイルアカウント:mumu カテゴリー:食べたい!コラム
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