【たべものコラム】出汁スタイルクリエイター 谷口恵里の、出汁を生かした美味しい和食シリーズー秋の味覚を楽しむ「里芋鶏団子と秋なすの和風あんかけ」編ー(レシピあり)
こんにちは、出汁スタイルクリエイターの谷口恵里です。
暑い夏が過ぎ、すっかり秋を感じられる季節になりましたね。
秋といえば、さんま、秋なす、きのこ、お芋、果物など旬の味覚を味わえ、食べ物がもっとも美味しい時期でもあります。
食いしん坊の私には、たまらない季節。きっとみなさんも同じですよね!!
今回はそんな秋の味覚、里芋となすを楽しめるメニューのご紹介です。
昆布と干し椎茸からひいた、旨味たっぷりの出汁の和風あんをかけるので、心も体もほっとする一品です!
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「里芋鶏団子と秋なすの和風あんかけ」
<材料>(4人分)
・里芋・・・中2個
・鶏ひき肉・・・80g
・しめじ・・・1/2パック(石づきを切る)
・なす・・・2本(へたを切り落として縦4等分に切る)
・人参・・・40g(5㎜幅に切って、もみじ型に抜く・・4枚)
・干し椎茸(出汁に使用したもの)・・・1枚(みじん切りにする)
・万能ねぎ・・・2~3本(小口切りにする)
・しょうが・・・1片(すりおろす)
・片栗粉・・・適量
・揚げ油・・・適量
A
・昆布と干し椎茸の出汁・・・300cc(下記を参照)
・醤油・・・大さじ3/4
・酒、みりん・・・各大さじ1
・塩・・・少々
・片栗粉・・・小さじ1
<作り方>
【1】里芋はラップに包み電子レンジで約5分かけ、柔らかくなったら皮をむき、ボウルに入れて木べらでつぶす。塩(少々)、片栗粉(大さじ5)を入れてまぜ、4等分に分け、粗熱をとる。
【2】鶏肉をボウルに入れ、しょうが(3/4量)、干し椎茸、万能ねぎ、塩(少々)、片栗粉(小さじ1)を入れて、よく混ぜ合わせて4等分に分け、丸い団子にする。
【3】【2】の里芋を掌くらいに丸く広げ、【2】の鶏団子を包み、丸く形を整える。
【4】鍋にAを入れてよくかき混ぜ、火をつけてとろみが付くまで火にかける。
【5】フライパンに油を入れて170℃に熱し、なす(皮目から)、しめじ、人参を入れて揚げる。その後、【3】の団子を表面がこんがりするくらいまで揚げる。
※団子は揚げた後、竹串でさして透明の肉汁になっていれば中まで火が通っています。赤い肉汁が出てきた場合は、再度揚げ直してください。
【6】器に団子、なす、しめじ、人参を盛り付け、【4】のあんをはり、団子の上にしょうが(1/4量)と万能ねぎをトッピングをして、できあがり!
【出汁の取り方】
昆布(10cm×10cm角)と干し椎茸1個を水1リットルに一晩つける。その後、昆布と干し椎茸を取り出す。
【出汁の利用方法】
昆布と干し椎茸の出汁は、今回のように和風あんにしたり、お吸い物、洋風スープなどに利用すると美味しくいただけます。
【取り出した昆布と干し椎茸の利用方法】
昆布と干し椎茸を細切りにして、醤油・みりん・砂糖と一緒に煮ると佃煮として美味しくいただけます。
ご飯に合うので、ぜひ作ってみてくださいね!
今回のように、細かく切って肉団子に入れても美味しいですよ!
【ポイント】
※出汁は一晩つけるので、早めに準備してください。
※時間をかけて戻すことで、不要な雑味感のない旨味の出汁がとれます。
※残った出汁は、冷蔵庫で2日間程保存可能です。
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ぜひ試してみてくださいね♪
投稿者:Kumon Shidu ミイルアカウント: カテゴリー:食べたい!コラム