【ワインコラム】世界で一番高いワイン!?
こんにちは。yumiです(*^^*)。
秋らしい、気持ちのいい3連休でしたね。
そんななか、世界で一番高いワインが販売開始!というニュースがありました。
フランス・ボルドーの赤ワイン「シャトーマルゴー2009年」がドバイで、
12リットル入りのボトル1本あたり19万5000ドル、約1920万円で販売が始まったそうです。
この2009年のシャトーマルゴー。専門家の間でシャトー400年以上の歴史で最も評価された年の1つだと言われているそう。
(出典:日テレNEWS24)
通常750mlのボトルですから、容量の大きさにも驚きますが、1920万円って…
もう想像がつきません(汗。
すでに1本買い手がついてるというのにもびっくり。
さて。疑問が…。
通常のボトルでの高額ワインって一体どれくらいお高いのでしょうか?
先日アメリカのワインサーチエンジンWineSearcher.comが、高額ワイントップ10を公開しました。(この金額はヴィンテージでは区別しておらず、税抜の平均価格となっています。)
そのランキングトップ3をご紹介♪
NO3. Egon Müller-Scharzhof Scharzhofberger Riesling Trockenbeerenauslese
(エゴンミュラー=シャルツホーフ リースリング トロッケンベーレンアウスレーゼ)
平均価格:7,558ドル(約74万円)/本
最高額:14,361ドル(約140万7千円)/本
NO2. Domaine de la Romanée-Conti, Romaneée-Conti Grand Cru
(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ ロマネ・コンティ グラン・クリュ)
平均価格:13,048ドル(約127万9千円)/本
最高額:55,872ドル(約547万5千円)/本
NO1. Henri Jayer Richebourg Grand Cru
(アンリ・ジャイエ リシュブール グラン・クリュ)
平均価格:15,540ドル(約152万3千円)/本
最高額:27,045ドル(約265万円)/本
※ニュースになったシャトーマルゴーはトップ50にランクインならず。
NO1,2はどちらもブルゴーニュのワイン。トップ10で見ると8がブルゴーニュ産でした。(ちなみにトップ50でも37がブルゴーニュ産)
高額ワインというと、フランスかイタリアかな?と思ったのですが、トップ10の残り2がNO3にも入っているドイツのリースリングだったのは驚きでした。
NO1のアンリ・ジャイエという造り手は「ブルゴーニュの神様」と呼ばれていて、それまで大量生産する事が重要だったブルゴーニュで、収穫量を制限したり、素晴らしい醸造法で「ブルゴーニュらしさ」や「品質」を生み出した人です。
トップ10になんと3本もランクインしています。
なぜこんなにもブルゴーニュワインは高いのでしょうか?
それは、産地全体の面積、また各生産者が所有する畑が、知名度とは裏腹にとても狭いのです。つまり、生産量が需要に比べてものすごく少ない。だからどんどん値が上がってしまうのですね。
とても自分で買う事は出来ないワイン達ですが、一生のうちに一度くらいお目にかかりたいものです☆
投稿者:Kawamura Yumi ミイルアカウント: カテゴリー:食べたい!コラム