ミイル(miil)ブログ

肉のエアーズロック! もんじゃ大木屋を楽しむ7つのポイント

「まるで肉のエアーズロック!」

と、多くのテレビやブログで紹介されたお肉を出すお店。それがもんじゃ大木屋なのです。谷中の本店と、市ヶ谷の2号店があるのですが、今回は本店へ行ってきました。

テレビなどでも言われていますが、このお店を楽しむのにはいくつかルールがありまして。代表的なのがこの4つになります。

・完全予約制です
・コース料理しかありません(もんじゃ屋なんですが)
・お酒や飲み物はお店の冷蔵庫からセルフで持ってきて後精算
・お店の人の指示には従いましょう(その方が美味しく食べられます)

テレビとかではおやじさんは怖い人みたいに言われていますが、基本的にはこの4つを守ればOKですよ、と。そう覚えておきましょう。あとはあれです。まわりに常連さんがいたら、常連さんに連れて行ってもらうか、常連さんにお話を聞くといいです。

というわけでコース料理の1品目。鰹のたたきです。

テーブルはだいたい6人前後(5人から7人)で座り、テーブルごとに料理が出てくるのですね。なので、これを全員で食べるのです。1人前の量じゃないことに注意してください。

かつおのたたきを食べ終わったら、2品目があれです。そう、肉のエアーズロック!

これでだいたい800gぐらい。

はやる気持ちはわかりますが、お肉をすぐに触ってはいけません。きっちりと鉄板のいいところで焼いてくれますので、お肉には触らずに待ちましょう。我々にできることはニンニクを炒めることと、お肉の写真を撮ることだけなのです。

あ、もうひとつ大事なお仕事を忘れていました。

ビールを飲むことです。8月25日から秋味が入りました。

いい塩梅になりますと、お肉をひっくり返してくれます。

表面がかりかりに焼けていますね。この焼けた面にバターを載せ、炒めていたニンニクを載せるのです!

そして、このお肉を切ってくれるのですね。

スパスパと切ってくれます!

切りまくりです。

まだ赤い部分も多いです。

というわけで完成しました!

こんな感じに切り分けられています。

レアっぽいものが好きな人は赤い部分が多いままいただきましょう。

もうちょっと火を通した方がいいという方は鉄板の上で火を通してからいただきましょう。その際、他の人に取られないように手元に引き寄せて置いておいた方がいいかも!

お肉を堪能した後は、貝のターンです。3品目は貝なのですね。

基本的には4月から9月にはホタテが。10月から3月には牡蠣が出てきます。ただ、牡蠣は基本的に三陸沖の牡蠣を使っていたので、一昨年のチリ沖大地震(からの津波)、去年の東日本大震災の影響で入荷があやふやになっているので、牡蠣のシーズンでもホタテになってしまうかもしれません。

今回はホタテです。ネギと醤油とバターで炒めていただきます。

最終的にはこんな感じに焼き上がります。

ホタテをアピールしていますが、実はこれ、ネギが最高に美味しいんですよ。ネギだけ無限に食べていたいぐらいです。

そして次はメンチ! メンチカツです!

残念ながら写真を撮り損ねたので、キャベツを敷く前の写真は撮れなかったのですが、縦がペットボトルぐらいある大きさのメンチカツなのです。その周りにキャベツを敷き詰め、ソースをかけるのがこちらの写真です。

これをパカッと割ると、肉汁がじゅわーーーと出てくるんです! 肉のエアーズロックに対して肉汁のナイアガラなんて言われたりもするぐらい出てくるのです。

でも、僕はたいてい割る係なので写真が撮れません。すみません。

割った後のメンチの写真で許してください。

ちなみにここでも、実はキャベツがめちゃめちゃ美味しいです。肉汁をたっぷり吸って少ししんなりしたキャベツがまあ美味しいこと美味しいこと! よく一緒に行く仲間はメンチよりも先にキャベツを確保するぐらい、美味しいのです。

そしてコースの最後はもんじゃ焼きですね。

ここのもんじゃは蕎麦もんじゃです。月島系の土手をつくるもんじゃではないので注意してください。料理を食べている最中におやじさんに「何人前?」と聞かれるので、普通に食べる人が多かったら、人数の半分を伝えましょう。つまり、6人で行ったら「3人前」を、12人(2テーブル分)で行ったら「6人前」を頼むといいです。全員男性で、めちゃめちゃ食べるなら、それプラス1。あまり食べない人が多かったらマイナス1で考えるといいです。

今回は3テーブル18人で伺ったので、9人前をお願いしました。それがこの写真です!

どこにこんな巨大なボウルが売られているんだ?! というぐらい大きなボウルで出てきます。9人前の威力! これをひたすら混ぜるのですね。

ちなみに隣のテーブルにいた女子会の面々も思わず「写真撮らせてもらっていいですか?」と聞いてきたぐらいの迫力でした。撮られまくったので検索をすると、このボウルをかかえて満面の笑みで映っている僕の写真とかがどこかに流出しているのかもしれません。

混ぜたら鉄板の上にどばーっと載せます。土手は作りません。

これがパリパリ焼けていわゆるおせんべいができあがると、食べ頃です。はがしで食べましょう。またソースとかダシが効いていて、ビールがぐいぐい進むんですよ。

これが大木屋のコースになります。あと注意した方がいいところというと……

・2時間制です。結構時間いっぱい使います。
(食べ終わった後にゆっくりしたい人は、次のお店にいきましょう)

・コースの料理は食べ終わらないと次の物が出ません。
(後にとっておくとかはせずにその都度食べきりましょう)

・においがついてもいい服でいきましょう
(家に帰ってシャワーを浴びて服を洗濯機に入れるまでが大木屋です)

というポイントですね。

美味しいし楽しい、これがもんじゃ大木屋なのです。次は牡蠣のシーズンにまた行きます(その前にも行くかもですが)

(※)これらの写真は全てミイルで撮っています

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投稿者:杉村 啓 ミイルアカウント:mumu カテゴリー:食べたい!コラム
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