日本酒にもビールにも合う究極の酒の肴って何?!
先日、小泉武夫先生が講演で話されていた日本酒に合う日本一のおつまみを出すお店を紹介いたしましたが、実はお話には続きがありました。
それは、おつまみの中でいったい何が日本酒に合うのだろうか、ということです。小泉先生の講演テーマが「酒の肴」についてだったのですね。
その中で小泉先生がおっしゃっていた「甘味・苦味・うま味・酸味・塩味・辛味といった、人が感じられる全ての味がここにある」という、究極のおつまみがあります。
それがこれです!! じゃーん!!
この黒い丸っこい物体は「浜納豆」です。
え? 糸を引いていないのに納豆? と思った方もいるかもしれません。実は、納豆は大きく分けると「糸引き納豆」と「塩辛納豆」に分けることができるのですね。
糸引き納豆は普段「納豆」と言われたら思い浮かべるものです。ゆでた大豆をわらづとに包み、わらについている納豆菌で発酵させたものになります。
塩辛納豆は、ゆでた大豆と麦を合わせて、麹菌のある室で発酵させた後、その豆を乾燥させたものになります。糸引き納豆の発酵期間が数日なのに対し、塩辛納豆は数ヶ月間にも及びます。浜納豆は、この塩辛納豆に分類されるものなのですね。ちなみに糸は引きません。
この浜納豆、チーズのような味噌のような濃厚な味わいです。確かに噛みしめているといろいろな味が代わる代わるやってくる感じです。なるほど。これは面白い。そして確かにお酒によく合います。日本酒だけじゃなくて、ビールでも他のお酒でも合いそうです。
興味のある方は是非試してみてください。
(※)これらの写真は全てミイルで撮っています
浜納豆は浜松名産だったりします。
北海道産大粒大豆使用 15ヶ月間醗酵・熟成させた伝統食品味噌に似た味わい おつまみやご飯の… |
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投稿者:杉村 啓 ミイルアカウント:mumu カテゴリー:食べたい!コラム