大阪でたまごかけご飯専門店「美味卯」さんに行って醤油話で盛り上がっていたとき、紹介されたお店がありました。それが「シャンパン＆醤油BAR フルートフルート」です。

いやー、実は「醤油」と聞いて、前々からとてもとても行きたかったのですが、今回も例によって無茶をして関西に来ているのでスケジュールがカツカツで、行けるかわからなかったのです。でもやっぱり行かなくては！ ということで、行っちゃいました。

お店の最寄り駅は北新地駅なんですが、大阪駅（梅田駅）から歩いて行けます。この看板が目印！

お店の中はおしゃれなバーです。

でも、その中でちょっとだけ異質な光景が。そう、カウンターには醤油がずらーっと並んでいるのですね。

醤油はどれもこれもよく冷えていて、これは開店直前まで冷蔵庫でしっかり保存されていたんだなと思ったりしました。すばらしい。

というわけで、シャンパンです。毎日オススメのシャンパン（とスパークリングワイン）が5種類ぐらい出るみたいです。なんて名前のシャンパンかは忘れてしまいました。すみません。

このシャンパンと合わせていただくというか、お通し的に（すみません。居酒屋脳で）出てくるのがオリーブの醤油漬けです。

これを食べつつ、シャンパンを飲むのです。うーん、よく合う！

ちなみに、これだけ醤油があるのですから、色々な料理に使われる醤油だって、それぞれに合わせて使っているのです。

たとえばこのいくらの醤油漬け。使っている醤油はトマト醤油です。後ろにちょっと写っていますね。

さらにいうと、ラスクっぽいのは、九州の方の甘い醤油を塗って焼き上げたものなんだとか。うわお。

こちらの上にかかっている醤油ジュレだって他のと違う醤油を使っていますし

これらの料理に使われている醤油が全部別々なんです。これがまた、面白いし、美味しいんですよ！

リゾットだって醤油が使われています。

これがまた美味しかった！

さて、このお店はこれで終わりではありません。

このフルートフルートに来たら是非食べてもらいたいもの。それが「たまごかけご飯」なのです。

確か正式なメニュー名が「とても面倒だけれどもとてもテンションの上がるたまごかけご飯」とかだったような。あ、細部が違うかもしれませんが。

いったいどういうものなのか。まずはこちらをご覧ください。

美味しそうですよね。玉子は美味卯さんから買っている蘭王を使っているそうです。

これをよーくよーく混ぜ混ぜしまして……

これに醤油をかけて食べるのです。

でもあんなにたくさん醤油が並んでいて、どれをかけたらいいんだろうと思う方もいるかもしれません。ご安心ください。

たまごかけご飯によく合う醤油をずらーっと並べてくれるのです。しかも、味の薄いものから濃い順に。そしてスプーンと小皿が渡されるのです！

この真ん中右下に写っているのが、その小皿とスプーンですね。

そしてスプーンでたまごかけご飯をすくい、醤油をそこに垂らして食べる。醤油をそこに垂らして食べる……とやっていけば、全種類試すことができるというわけです。これはテンションが上がる！

確かに面倒（食べる側が）だけれどもテンションのあがるたまごかけご飯でした。これはうちでもできそう（ちなみにだいぶ持っている醤油がかぶっていました）なので、今度人を呼んでやってみたいですね。もしくは呼ばれれば醤油を持って行きたいです。

それはさておき。本当に醤油とシャンパンがたくさんあり、それぞれ楽しませてくれるお店でした。醤油が好きな人もシャンパンが好きな人も、大阪に行ったら是非行ってみてください！

【シャンパン＆醤油BAR フルートフルート】

住所：大阪市北区曽根崎新地1-2-3 新地東商ビルB1F
電話：06-6347-1900
営業時間：18:00〜26:00
定休日：日・祝

お店の公式ページ

（※）これらの写真は全てミイルで撮っています